前述のインタビュー、以下の話題は最近ちょうど考えていたことでした。
>セクシュアルマイノリティがちゃんと幸せになってごく当たり前に生きていく姿を描いていくところまでまだ辿り着いていないな、というのが今の時点で感じていることですね。
(略・別の段落)
>でも、映画界のおじさんたちは未だに、セクシュアルマイノリティはこうだ、こう悩んでいる、という発想のもとに企画を考えるものだから、映画の中で(登場人物が)死んでしまったり不幸な目に遭ったり、ということになってしまう。おじさんたちの不幸な幻想に巻き込まないでくれ、僕たちはもっと普通に生きているよ、と感じます。
ちなみに、飯塚花笑監督は「一概に全てのおじさんが悪いわけではないので、“おじさん”という言葉は比喩として用いますが(笑)」ともお話しされています。