日英防衛協定についての不穏な話 

どちらも日英防衛協定について1月12日に投稿されたものですが、UK Prime Ministerのアカウントではdeploy forces in one another's countriesと書いてあります。

私の英文解釈が間違っていたら教えてほしいですが、これだと両国の共同訓練をするために入国審査や武器弾薬の持ち込み手続きを簡素化するという話に留まらず、日英両国がそれぞれの軍隊をお互いの国に配備可能にする協定を結んだと取れます。

日本の首相官邸の投稿ではそれには一言も触れていないし、何よりもこれについての報道もされていないのはどういうことなのだろう。

twitter.com/10downingstreet/st

twitter.com/kantei/status/1613

日英防衛協定についての不穏な話(2) 


英国政府のプレスリリースでもdeploy forcesという文言はなく、あくまでも有事に備えて必要に応じて行う合同軍事演習を円滑に行うための協定という話に留めています。

ただし、昨年12月に英日伊の3国で発出した「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)に関する共同首脳声明」についての言及があり、今回の協定についても、それをふまえて日英の軍事的な準同盟関係がより緊密になるとしています。

その補助線となる3国の背景について興味深い考察記事がありました。日本は台湾やロシアの脅威から自国を守りたいという思惑がある一方で、英伊の地政学的な事情と経済的な思惑も書かれています。老獪なイギリスとしたたかなイタリアという感想ですが、比較してあからさまな弱みからこの二国にいいように使われている日本という立ち位置も見えてしまいます。

thediplomat.com/2023/01/why-an

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@mikeneko301_2022
(1)の投稿で引用されたツイートのリンク先(gov.ukドメイン)には、以下の記述がありますね。

この防衛協定が “allowing UK forces to be deployed to Japan” 英国軍の日本への配備を可能にする

“allow the UK and Japan to deploy forces in one another’s countries.” 英国と日本の軍隊が相互の国土に配備可能になる
gov.uk/government/news/prime-m

うわぁ、マジですか。ありがとうございます!

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