幻戯書房から10/28刊行予定のアン・クイン「スリー」
【B・S・ジョンソンらと並び、1960年代イギリスで実験小説を発表し、女性であることの困難にも向き合った前衛作家アン・クイン。行方不明の少女が遺したテープと日記帳が夫婦二人の日常を軋ませ、次第に蝕んでいく――作者の自伝的要素も組み込まれた奇妙な長編小説】
というあらすじですごく気になる。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784864883078
翻訳家の柴田元幸さんが読んだ別の作品(未邦訳)またヘンテコな作品なのでこちらも読んでみたいので邦訳希望。
15日、ポリタスTVにゲスト出演します。池田鮎美さん、和田靜香さんのお二人からオファーをいただき、3人で登壇。
よかったらご視聴ください!
https://x.com/politasjp/status/1832756773067141366
今年7月に出た東京都の樹冠被覆率の減少を示す論文だけれど、その原因は(屋敷林のあるような)戸建て住宅が高齢化や相続税など理由に売却や分譲化されて失われてきたことが割合としては大きく、つまり、少子化や空き家の対策とか税率の見直しなど日々の生活に直結した課題や問題に取り組むことが都のヒートアイランド効果の抑制に繋がり、気候危機を生き抜くための社会の「公正」化に近づくわけで、神宮外苑の再開発は不満を抱いている一部の周辺住民らを除いて、ほとんど関係無い↓
『新しい研究:
「東京の都市樹木の課題:2013年から2022年までの東京の樹冠被覆の減少」
樹冠被覆が9.2%から7.3%に、1.9pt減少した
(要するに、すでに少ない樹冠被覆の2割がなくなった)
一方、ニューヨークは22%の樹冠被覆不十分として、30%に引き上げようとしています。』
https://x.com/JICRochelle/status/1813212090343256205
都の樹冠被覆率の減少については、昨年秋の「知事と区市町村長との意見交換 (杉並区、文京区、台東区)」で、杉並区長が言及している箇所がある↓
『杉並区では、「みどり豊かな住まいのみやこ」という将来像を基本構想に掲げ、気候変動対策、自然環境の維持、農地の保全等に取り組んでいます。緑被率については一定の改善が見られますが、それでも減少傾向は続き、中でも樹木、樹林が大きく減少しています。杉並区は屋敷林が残っていますが、多くの都市、都内の自治体と同様に相続の際に売却をせざるを得ない状況となり、その結果、屋敷林が住宅地となり、多くが消失しています。』
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/05gyousei/ikenkoukan/R5/R051107_gijiroku.pdf
‘傷’ の日のぶぶんもながいあいだ口と書いておったそおな。
20年以上ぶりの再読。背景には結構おもしろそうなSF設定が詰まっていそうなのだけどヒントが少ないので、ぼんやりとした妄想で済ませるほかないが、再読してそういった要素もあったんだなと気づいた。
連盟なるものに管理されている人口の激減した世界でおそらく13歳くらいの男の子たちが自分たちの世界のなかで葛藤したり悩んだり嫉妬したりしつつという青少年期の日々を描く。作者のフェチであろうと思わしき要素がぎゅうぎゅうに詰め込まれているのが特徴だが半ズボンの少年やドールのような少年には昔から興味はなかったが(筋骨隆々のオッサンが好きなため)鉱石や鉱石ラジオ、麵麭などと漢字で表記される食べ物には心を動かされたものである。
10代の頃ハマっていたものを何十年も経ってから手に取るとシラケることもあり、この再読もどうなるかな? と思っていたが、頭の中が久しぶりに美しい景色の映像を描いてかなり満足した。
謎の少年は何を表しているのか、少年をバディとする理由など、いろいろと読み解きができそうな気もするのだが、今は霙雨に烟る橡の林の風景に心をひたして伸びやかな気持ちで眠ろうと思う。
天体議会 :長野 まゆみ | 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309404240/
#読書 #本
Right now, clean energy jobs are growing twice as fast as any other sector, and clean energy workers are joining unions at the highest level in history.
It just affirms what I've always said:
When I think of climate, I think of good-paying, union jobs.
17ヶ国を対象に行われた2021年のPew Research、「世界的な気候変動の影響を減らすために、自分の生活や働きかたをどれだけ変えてもいいと思っていますか」という質問に対して、日本では、
「何も変えたくない、ちょっとしか変えたくない」という人が44%でダントツ1位で、
「多くのことを変えたい」という人はたった8%しかいなくて、
「いくつかのことを変えたい」と合わせても55%しかいなくて、ダントツ最下位。
ちなみに、トップのイタリアは、変えたくない側は7%しかいなくて、変えようと思ってる側が93%。
人為的温暖化否定派があれだけいるアメリカですら、変えたくない側は26%しかいなくて、74%は変えようと思ってる。
こういう意識が社会のあちこちにそのまま反映されてると思う。
きのこ。しろい。くろい切株が好物