東西ドイツが分断されていた時代、旧東ドイツで、例えば西側への逃亡計画などの罪で投獄されていた政治犯は西企業に売るための安い商品を刑務所の強制労働で作らされていた。その一つがIKEA。
いま強制労働をさせられていた人への基金の創立が計画されており、IKEAもそこに賠償金を払うそうだ。IKEAが払うのは600万ユーロと聞くと多いけど、基金から払われる予定の金額は1人あたり1500ユーロくらいが最大と聞くと大したことないような。。
#本日気になったドイツニュース
https://www.mdr.de/nachrichten/deutschland/wirtschaft/ikea-haertefallfonds-sed-opfer-100.html
現代詩フォーラムに作品を投稿しました。よろしければ、ごらんください。こちら→https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=385820&filter=date&from=menu_d.php%3Fstart%3D0
“そもそも、歴史学そのものが、人間の足跡と尊厳を簡単に消すことができる、人の生きてきた痕跡をなかったことにできる暴力装置であるということへの自覚が薄い。その政治的緊張感のなさは、ドイツ現代史研究にかぎった話ではないと思います。
また、[中略]反植民地闘争は当然激しくなります。しかし、植民地主義は、その比較にならぬほど苛烈で醜く、長期に及び、残虐である。私たちは前者の苛烈さばかりに目を奪われ、抵抗者たちを「テロリスト」と名づけて思考を停止し、この「長期の暴力」についてとても無関心になるのです。私自身も自分のなかにそうした目線があったことに気づかされ、研究者としての反省を迫られています。”
藤原辰史「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題はなぜ軽視されてきたか」
#読書
『中学生から知りたいパレスチナのこと』
https://mishimasha.com/books/9784911226063/
ご縁があって、小平市に新しくオープンしたアートスペース「NOBI」のロゴマークをデザインさせていただきました
オーナーの @tenjuu99 さんとアイディアを相談しながら作ったこのロゴマークは、初期のアイディアから完成に至る過程で、造形的にもコンセプト的にもだんだんと余計な角が取れていき、最終的にシンプルな思い切りと愛嬌のある柔らかさが同居したデザインになりました。
最初の展示は、明日からスタートするそうです
(基本は金土日にオープンしているとのこと)
お近くにお越しの方は、よろしければぜひ足をお運びください
https://pleroma.tenjuu.net/objects/53cbaf4e-2479-4ea9-b2ff-c4237264b8a1
米NIHの研究で、コロナウイルス長期障害者の血液にウイルスタンパク質が残存しているケースが、無症状者の2倍に上ることが判明。4~7か月後も21%で検出され、症状が続く人の43%が陽性。無症状でも20%で検出。高感度検査で判明。
(日常語版)
米国NIH(国立衛生研究所)の研究により、コロナウイルス長期障害(ロングコロナ)患者の血液にウイルスタンパク質が残っている割合が無症状者の2倍であることがわかりました。感染後4~7か月後に21%で検出され、症状が続く人の43%が陽性でした。無症状の人でも20%が検出されています。最新の高感度検査で明らかになったこの発見は、ロングコロナの原因究明に重要な一歩とされています。
オランダで約1万人がコロナウイルス長期障害(ロングコロナ)により働けず、障害給付を受給中。費用は年間約330億円。現在3.2万人が登録され、毎月300人が新たに加わる状況。免疫は持続せず若者も影響を受けており、治療法がないため今後もこの状況が続く見込みです。
https://www.dutchnews.nl/2024/10/10000-long-covid-patients-on-benefits-more-may-follow/
ケベック州の調査で、コロナウイルス長期障害(ロングコロナ)のリスクが感染回数に応じて増加することが判明。初感染で13%、再感染で23%、3回目で37%に上昇。州内の医療従事者6%が長期症状に苦しむ状況が確認されました。
https://ici.radio-canada.ca/nouvelle/2116352/covid-longue-sras-cov2-pandemie-risque
「人を死なせて金目の物を取れば強盗殺人」って思っている人がいるみたいだけど,そんな単純な話ではないのだ。
まず,実は強盗殺人とは正式には「今は」言わない。刑法見ても「強盗致死罪」実際強盗殺人罪ということでの誤解はあったし,司法試験にも出ていたくらいなので,今は「強盗致死罪」って言い方をしている。
そして強盗「致死」罪なので,前提としては強盗犯(これは通常の「他人の意思を抑圧して物をとる」形態の強盗と,物を取ったあとで取り返しを防ぐために力を行使する事後強盗パターンがあるんだけど,いずれにしても強盗犯であることが条件)が人を死なせないとだめで,人を死なせて過失致死なり傷害致死なり殺人なりが成立したあとで,例えば罪証隠滅の作業中に金目のものを取ったなんて場合には,別途(占有離脱物横領罪ではなく)窃盗罪が成立するのであって,強盗致死罪にはならないのだ。
「部分謝罪」はコールセンターでは基本テクニック。起こった事実に対して謝罪する訳だがそれは謝罪の相手が当事者であることが自明だから使うものだ。今回の講談社の日当デマで言えば当事者はデモ参加者であるべきだろう。デモに対する虚偽を広く配布したことが問題なのだから。
ではどうしてあのような謝罪になってしまうのか。講談社は謝罪の対象は自社製品(今回は『島耕作』という漫画の掲載誌)の顧客、と考えたのかもしれない。これも企業が謝罪する際の基本ルールだ。商品の提供者が商品の購入者に対して謝罪する、購入者が負担した額を上限として責任を認めるというのが企業が謝罪する際の基本だから。
つまり講談社は自社の仕事を商品を作って売ることだと考えているということだ。自分たちが売っているのは本や作品ではなくただ字や絵を印刷した紙を束ねた製品であり、印刷された内容によって広く社会に影響を与えるのは業務外だと。
これは出版と出版社の死である。潰れればいいと思う。