世間の人様が毎日お米を食べるように私は毎日ビールを飲む。一方で彼らが「休みの日くらいは」と週に一二度ビールを飲む程度ような感じで私は週に一二度だけ米を食べるのです(ラーメン屋でライスを頼む時くらい)。炊飯器はもうしばらく使っていない、ただのオブジェだ。
日曜美術館の録画を消化。「奇想の系譜」で知られる美術史家の辻惟雄ロングインタビュー特集回。伊藤若冲、曽我蕭白そしてつげ義春なんかも語る辻センセイ。さらに伊藤若冲(そしてアンリ・ルソーも)の美術に見られる自閉スペクトラム特性についての精神科医、華園力氏の論文について取り上げたりなかなか興味深い回でしたね。西洋美術史の高階秀爾センセイとの対談の続きは次回らしい(面白そうかも…)
その論文はこれみたい
自閉スペクトラムの認知特性と視覚芸術
https://www.jstage.jst.go.jp/article/vision/30/4/30_171/_article/-char/ja
生活保護世帯から東大で博士号をとった秀才が、「貧乏でも頑張れば成功するという自己責任論をもっとも嫌悪する」と語る理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
「「生活保護世帯から東大で博士号をとるまで」。そう題された一連のnote記事が話題だ。そのタイトル通り、生活保護受給家庭で育った著者のR.Shimada氏が東大を志し、数学者になるまでに感じた社会の手触りを克明に記した渾身の自伝になっている。
前途有望なアカデミアが自身の専門領域に閉じこもることなく、社会のあり方について発言したことの意図とはなにか。R.Shimada氏に聞いた。