『生活と怒り』(本屋メガホン発行)読み終えた。
前回刊行されてた『透明人間さよなら』の装丁についてのお話にニコニコした。目玉クリップで閉じられたトレーシングペーパーに印刷されていた装丁が素敵だなあと思っていたのだが、それを和田さんが「余白」と読んでいるところがとても。
「一度ジンとして自分の怒りを外部化してしまえば、それを売る自分はヘラヘラしていられる。それってとってもヘルシーだ。」という言葉に、『生活と怒り』というタイトルに立ち戻った。怒りを抱えたまま生活していくことはしんどいし、生活に怒りが入り込んでくると悲惨になる。
日々の大きなしんどくなってしまう感情を箱におさめる、その一つの方法がこうして示されていることがありがたいなあと思う。
とても良い読書だった。
https://booksmegafon.stores.jp/items/648d5145f0358e002e1289e9
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