東北の震災の後、過去自衛隊員だった人も登録しておくと災害時救援活動に行ける、というような話で元夫も登録するかと話してたことがあった。正規自衛隊員が十分入ってくれた上で更なる人員確保というものだったと思う。今、あの時のように被災地に自衛隊を入れないこととか、勉強するために大学に入学した学生達を低賃金のアルバイトでもっと働かせようとか、他でもそうだけど、とても強い加害欲を感じる。10年ちょっとでこんなに変わるのかというほどそれが膨れ上がったと感じる。
娘の留学先で留学生に2人ほどサポートをしてくれる学生がつく。そして交流の度に留学生にもサポートの学生にも補助がでる。それを使ってカフェで話をしたり、博物館に行ったり、お互いに有意義な時間を過ごすことができ、補助という行為で後押しを感じることができる。その国ではとてもさりげないシステムの一つなのかもしれないけど、痛みを感じることが多い中で生きてると、なんと温かくて優しいんだと思ってしまった。反対にこちらはどうしてこうなったんだろうと思ってしまった。