元夫が痛みで我慢できなくなった時、自分で救急車を呼んで運ばれた。夜遅くに電話が鳴って引受人としてこれから病院に来てほしいって言われて行った。今後のケアやモルヒネの使用、延命治療について署名してほしいと。娘1は成人してたから娘でも可能と言われたけど、元夫は娘はまだ就職したばかりでそう言う話を聞かせたくないと私を呼んでほしいと言ったらしい。でも私にはそういう署名はできないから、義理兄の連絡先を知らせてその日は帰ってきた。帰り道、誰もいない元夫の家によって、昔いつもそうしていたように、台所の換気扇の下で置いてあったハイライトを一本吸って家に帰った。家族ってどういうんだろうな、死んでしまうってどういうんだろうなって思いながら。
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