喧嘩して捨て台詞を吐くきよみつくん
「うるせー!ばーか!お前のちんちんギョニソ!!!!」
意味はよくわからなかったけど不名誉な感じがしたのりむねくん
「ギョニソとはなんだ、いや違う魚肉ソーセージのことは知ってるぞ、そうじゃなくてお前さんなんで僕のちんちんのこと知ってるんだ!?」
遠巻きにしてる本丸のみなさん
(まだ付き合ってないんだ……)
悩みすぎて部下氏の話を同僚にしてみたところ
「甘やかし過ぎ、まずは数こなさせないと覚えないし初手からそんなに引き受けてやってたらなんでもやってもらえると思って何もしなくなるよ」
「スパルタでいいですよ」
「逆に今のうちにやらせとかないと年度末とか首が回らなくなるし今ある程度しんどい思いさせとく方が後々本人のためになると思う」
「とりあえず全部やらせてみてやばそうなら引き上げるくらいでいいでしょ」と言う感じだったので、ひとまず連休明けたらもう少し負荷をかけてみることにします…
なぜ取引先は私の担当でもなければリアルに起こっている困り事でもないような質問を私に投げてくるのか…もしかして私のことをなんか便利な窓口だと思ってる?違うで…
顕現したての夏に清光くんに「制汗剤使う?」って聞かれてエッチなお薬だと思い込みもじもじする則宗
寝る前に SNSをぼんやり見ていた則宗、なんとなく再生したリールには「安眠のお供」とかいうタグがついていた。
心地よい少しハスキーな低い声で「近所の桜が咲いた」とか「散歩のときにいつも見かける犬のお座りスタイルが独特でかわいい」とか、「この前買ったリップがあんまり似合わない気がしてがっかりしてたんだけど、別のと重ねたらすごくいい色になってうれしい」とか、日常の本当になんでもないようなことをとりとめもなく話すだけのもの
数分しゃべって「じゃ、俺も寝るね。おやすみ」という一言でリールは終わる
その夜はびっくりするくらいぐっすり眠れた
日々の「このまま寝るのはもったいない」「今日は何もしてない気がする」みたいな焦燥を、あの「俺も寝るね」がろうそくの火みたいにふっと吹き消してくれた気がした
映像はたいてい手だけが映されていて、しゃべりながら爪の手入れをしているときもあれば小さなぬいぐるみを手の中でこねている日もあり、「今爪乾かしてんの」と言いながら指をひらひらさせている日もあった
更新はせいぜい三日に一度、フォロワーも別段多くないし投稿につくコメントも「おやすみ」とか「よく眠れました!」くらい
でも則宗にとってそのアカウントは、一日をつつなく過ごした後にそっと開いてみる宝箱のような存在になった
部下が私が把握してる以上の件数をいつのまにか抱えてたので慌てて七割吸い上げた
「一ヶ月くらいでやればいいですかね」
って言うけどそれの合間に新規案件もやるんだよ
ちなみに私は明日一日でその七割を終わらせる予定です
シゴデキだからな
ふでぺんは趣味で確かに使うけど高い
BL GL大好き。ReSoner。
現在作品はxfolioに再録作業中です。
パスワードは「yes」です。