「あ、俺と一緒のじゃいやか。同じ匂いになっちゃうもんね」
と気を遣ってくれる清光くんのセリフにますます、
(同じ匂いって……!?つまりそれは青臭)
とか想像が盛り上がってしまい赤いシャツの脇のあたりがじんわり濃い色になっちゃって、清光くんもそれ見てなんか妙な気分になって
「それ、汗かいてて気持ち悪くない?着替える?俺の部屋すぐそこだし……」
って妙なことを言い出してしまい、清光くんの部屋で二人きりに
「はりついちゃって気持ち悪いだろうし脱がせてあげる」
とか言われされるままになり、
「ばんざーいってして、ほら」
ってすぽーんと頭からシャツを抜かれついでに腋の匂いをスンスンされ、
「なんかあんた……いい匂いする……」
とかなんとか言われて押し倒されてなんかもう大変な夏のスタート