読み返そうと一巻の奥付け見たら2015年…十年近く…えっほんとに!?
ダン飯感想(ネタバレあり)
あと、ぎりぎりまでファリンが復活するとは思ってなかったのでそこもびっくりしました
冒険の旅の帰結として、「諦めきれずに頑張った、だめだったけどここで手を引くのがいいんだよ」みたいになるかと思ったらああいう形でケリがつき、しかもファリンが想像以上にライオスのきょうだいなんだな〜〜!!!っていうキャラで本当最高だった
あとシスルがいいラストだったな…よかったね、デルガル元気で安心して眠れて…
そうそう翼獅子も、言うてそんな悪いやつではなかったじゃんみたいな、ほんとうに綺麗な終わり方だった
そんで今回ライオスがすごいことになったせいで思ったんですけど、え、絵がうめぇ〜〜〜〜〜動物の手足のあの重力で肉とか皮が引っ張られてる感じがすげぇ〜〜〜〜〜
漫画って、漫画的表現が上手い人と絵が上手い人がいるものだと思ってるんですけど、この著者はどっちも上手い人だなといつも思います
漫画的デフォルメもしつつ絵がうめぇ…憧れる絵柄です
こういう絵が描ける人になりたかった…
ダン飯感想(ネタバレあり)
最初のうちはただただ小ネタで勝負する感じかなーって思ってたのが、徐々にダンジョンをめぐる思惑やらが明かされて大きな物語の流れが見えてくるっていう構成がすごく気持ちよかった!
最初に想定されていた敵が実は本当の敵ではないということがわかり、ラスボスは実は友好的に見えていた存在で、しかも人智を超えた存在
世界観は広がるけどその分勢力も増えてややこしくなり、正直あのエルフの集団とかカブルーが出てきたあたりは話がダルくなりそうな予感がしてやだなーと思ってたんですけど、それぞれのキャラのバックグランドやら、そうは言ってもライオスに振り回されたりするのを見てるうちにだんだんどこの陣営のキャラも好きになっちゃってました
ただほんとにラスボスの存在が巨大すぎて、これどうオチつけんの?マルシルこんなになっちゃって…というところからのあの展開、そりゃまあそうするしかないけどあんなゴジラ対モスラみたいなバトルになるなんて本当想像もしてなかった
いい意味でめちゃくちゃ予想を裏切られました