狂気的なヴィランを演じたキャメロンが、シリーズ中で最も殺意を強くしたカルくんの表現に無表情を選んだところに解釈がある
ラスボスに対して怒りと憎しみがあって、でもできれば手にかけたくないからした痛み分け交渉や降伏勧告を端から全部踏み躙られ、もう譲れないってなった時にカルくんは感情より計算でトリガーを引いた。
ころす瞬間に苦しめてやろうって嗜虐心や復讐を果たす達成感を得ている顔じゃなかった。淡々と、これ以上生かしておけないからころした。
あの子に何て言うのかなあ…仕方がなかった、は事実ではあるけど言ってほしくないな。