あの誰に愛されなくても全然平気で、死にたくないと言いつつ修羅場に乗り込んでいくのに怯えた様子はゼロで、恐怖から死を忌避するというより命があるからには生きなきゃ損だというような妙に前向きなメンタルは一体どんな経験すればできあがるんだ。
ノレアのスケッチみたいな目的が元々あったならわかるんだけど、5号の場合その目的がなかった当時からしれっとしていたところがキャラ造形としての捻りに思う。
3年後もスケッチの場所探しはやらなきゃいけない使命感でなくやりたいからやってる生きがいみたいなものを感じて本当こいつ人にも物にも縋らないな…と感じた。執着はするけど依存しない。
生きていいって証明させろ!とは言ったけどノレアがいなくなったらなったでじゃあ彼女が美しいと思っただろう景色を僕も見てみたいって切り替えて絶望とか自暴自棄に全然ならないあたりとても強か。
命があること、が5号の最低ラインでそれ以外は全部プラスのオプション。必須要項じゃないから好きでやることだし、叶えられなくても別の形を探せる。