『留年百合小説アンソロジー ダブリナーズ』収録の小野繙「ウニは育つのに五年かかる」を読んだ。妙に印象に残るキャラが多くておもしろかった。「オホーツク海でウニをすすりたい」という主人公からしてよくわからないのだがよくわからないなりに楽しく読みました。

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留年百合小説アンソロジー、百合もよくわからず、大学生の生活もピンとこないので、私に残されているのは留年軸からの留年批評なのだが、今のところ留年の理由が謎としてキーになる作品が多い気がする。だが、だらだら学生生活を送るうちに留年した身としては、果たして留年に理由が必要だろうかという疑問はある。この点では、笹幡みなみ「全然そうは見えません」で、作中でその点自体(「留年に理由は必要か」)を問題化していたのはクレバーでした。なお、私の学校には留年届けというのはありませんでした。

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