【人間という原型イメージ】
今まで考察してきたことを視野空間認識からまとめてみる。
私たちが普段意識している(知覚している)視野空間は、POV的な1人称視点だ。エルンスト・マッハの自画像に表されるような、自分の姿は見えず、目の前に映るモノの景色(客体が集まった世界)を見ている=認識している世界。
わたしはこう思った
わたしはこう感じた
わたしはこう考えた
そういった主体としての主観認識(獅子座:5)は、この1人称視点のあり方と深く関わっている。そこには主体としての認識する意識(獅子座:5)と客体としての認識される意識(乙女座:6)が存在している。
私たちはこれらを別のものとして理解することによって、主体(わたし)と客体(モノ)を別々に捉えることができている。