・天秤座(7)が他者に強い興味を持つこと
・蠍座(8)が他者と強い一体化を望むこと
一見、それは「別の主体(*5 *6)」のことだと思っていても、その本質は「主体を外側から外在的に捉えよう・観察しようとする意識」のことだと。そうやって”他者”というのを意識すればするほど、人は己のアイデンティティを構成することになる。
では、セックスとはなにか?
おそらく、獅子座(5)乙女座(6)レベルの主体客体意識と、天秤座(7)蠍座(8)レベルの個体構成意識との統合に、その本質があると思われる。しかも、それだけで終わらず、実際の別の主体(*5 *6)との連結も、ここに含ませている。
※おそらく、これにはホロスコープ構造の基本「意識の流動性・重畳性」と「意識の双対性」が関わっていると思われるが、そこはまだ考え中。
他者(自分とは違う別の主体)を意識することが、そのまま自分を大きく作る(アイデンティティ化)ことにつながる―他者認識は自己認識(構成)と切っても切れない仕組みであり、それは同レベルではないということ。
自己認識<他者認識
そういう力関係があるからこそ、人は他者を意識せずにいられないのだろう。他者に振り回され、他者に助けられ、他者に教えられ、人は自分を成長させていく。