【他者認識の起源2 -メモ-】
獅子座(5)としての主体認識、乙女座(6)としての客体作用。それはそのまま「わたし(自己)としての主観認識」と「目の前に現れるモノ・出来事としての客体認識」に当たる。目の前に現れる様々な出来事(6)を見て、知って、聞いて、触れて、感じて、それに対する自分自身の反応(意志・感覚・思考・感情=ぜんぶまとめて5)として受けとめる=認識。
その時の意識は自分が主人公(5)としてその場に没入しているので、POV視点=一人称視点のように、自分の姿が見えなくなる。
天秤座(7)の意識は、この獅子座(5)と乙女座(6)の意識を統合したものとして現れる。それは認識するものと認識されるものの統合、わたしと目の前に現れる出来事の統合、つまり、「わたしが様々な体験を経験し、それらを集め、わたしの物語として全体的にまとめる意識=アイデンティティを構成する意識」として。
だが、ここで1つポイントがあって、この「主体が客体を通して経験(認識)する物語」は、視点を外部に移すことによって、それを観察する視点を得て可能になるということ。それはつまり、わたしというものを「客観的な、外部的な、他の存在」として捉える意識を生み出す。