フォロー

【認識する主体(獅子座:5)と一人称語り】

私たちが普段見ている世界はPOV的な一人称視点の世界だ―このことをもう少し詳しく説明してみたい。POV的な視野空間を目にした時、その目の前に広がる世界だけを思ってしまうかもしれない。しかし、実際にはここには2つの世界(意識)が存在している。

・客体として目の前に広がる世界(乙女座:6)
※テレビ・映画・PC画面のようなスクリーンみたいなもの

・主体としてそれを思考・感情として認識している意識(獅子座:5)

客体世界(意識)はモノとして現れるので捉えやすいが、主体世界(意識)は自分の思考・感情として現れるので目には見えない。目には見えないが、自分が考える内容・感じる内容として実感される。この実感のことを自己認識と呼んでいる。

この主体認識は、小説の技法としては「一人称語り(心の声)」として表現される。「わたしは~と思っている」、「わたしは~と考えた」など。

つまり、獅子座(5)乙女座(6)のレベルにおいては、目の前に現れる客体世界と、それを自分がどう感じたか、どう考えたかという主観世界の2つだけがある。それを視野空間として表されたのが一人称的なPOV視点だということ。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。