それが以下の動画。この動画では父親の一人称視点と娘の一人称視点を時間軸をあわせて並べている。自己と他者の一人称視点の統合(あくまで目の前に映る客体としての映像)をイメージしたものだが、単純に客体世界だけを並べて見ると、ある特徴に気づく。
●一人称視点の統合
https://drive.google.com/file/d/1OSyjp4MNWELForRj95-prCAJKKKlx4hW/view?usp=sharing
それはこの2つ並べた映像が、私たちがドラマや映画などで見る「客観視点の映像」によく似ていることだ。父親・娘という登場人物がどちらも客体としての姿として現れ、しかもお互いの映像が相手の足りない情報(主観視点では表現しきれていない部分)を補っている。
客観視点というものは、視点を外部に持っていくことでイメージされる「神の視点(外在視点)」なわけだが、それを作り出す原初となるものが「自己側の一人称視点」と「他者の一人称視点」の統合にある―ということ。
これは意識作用としては、父親が自分の客体世界(乙女座:6)を理解し、そこからさらに娘の客体世界(乙女座:6)を理解しようとすること。娘が自分の客体世界(乙女座:6)を理解し、そこからさらに父親の客体世界(乙女座:6)を理解しようとすること。そして、お互いに「自分と相手の客体世界を1つに統合してみよう」とすることを意味している。