フォロー

記憶というのは、自分が選択した(注意を向けた)部分の映像を、そこに自分が感じた印象を加えながら、部分部分として取り上げ、まとめあげたもの。だから、それらは人によってすべて異なる。

客観的映像なんていうものは、私たち個々人においては存在しておらず、それは別次元のあり方になる。

例えば、以下の動画は街を歩いている映像だが、こういう客観的映像は私たちが日常の中で見ているものとは違う。なぜなら、

・どこに注意を向けているのか?
・その注意を向けた視野にどんな印象を持っているのか?

について、何も語っていないからだ。

●Night Walk in Tokyo Shibuya (東京散歩)
youtube.com/watch?si=Y-FvpkcT0

本当はそこにこそ、それぞれの人の個性が現れるものなのに、それらがまったく伝えられない。そして、記憶というのは「このシーンとこのシーン、それからあのシーン…」と印象に残ったものの総合としてあるものだから、こういう連続的な、延長的なもの(映像)としては存在しない。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。