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だから、それをどう解釈するかという視点によって、記憶(出来事の意味付け)は変化する。

典型的なのが年齢による記憶の印象変化。

若い頃は「ひどく、辛い、苦しい出来事(記憶)」だったものが、歳を経て様々な経験をし、幸せをたくさん味わうようになると、その頃の記憶がとても優しく、温かいものになったりする。

例えば、殺したいほど憎んだ親に対して、自分が歳を取って振り返ると「確かに苦しかったけど、親も辛かったんだろうな」と思いやるようになり、甘酸っぱい記憶に変わったりする。

客観的事実は変わらない。それに対する自分の印象(意味づけ)が変わる―。

主観世界とはそういう印象(意味づけ)で構成されていて、だからそれは人それぞれ皆違っているということ。

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