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【時間の方向性と人間の認知作用】

私たちは「時間の流れ」を意識しているが、これほど不思議なものもない。物理学では時間反転対称性というのがあって、ニュートンの運動方程式のように「時間の流れを正と負どちらに向けても数式は成り立つ」が、私たち人間にとっては、時間の流れを負に変えたら生活が成りたたない。

だが、物理学においても視点をマクロにすると、この時間反転対称性が破れる。典型的なのがエントロピー増大の法則で、「物事は乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはない」。

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