キャラが泣くのめちゃくちゃ性癖なので涙を流されるとその経緯をものすごく探るから、状況や感情の説明のために作者都合で泣かせている涙はすぐ分かるんですよね。
溜めのない涙(泣くに至るまでの感情の起伏が見えない涙)は泣き出すまでの効果演出不足以上にキャラの感情に寄り添っていないことが多い。
ダイ大はその辺が無茶苦茶上手い。
この話のマァムもだけど、ポップがアバン先生から卒業の証もらうところも普段軽口叩いてるポップが抑えきれなくなってアバン先生に素直に思ってること口にして泣き出すのがめちゃくちゃ良いんですわ。
それまでの人物像がしっかりあるから泣き方に個性と説得力が出る。
あとここでポップとマァムが衝突してポップの臆病さが表に出たことでまぞっほがポップの背中を押す流れに繋がるんだな。原作めちゃくちゃ漫画がうまい〜〜〜〜