Version 16.0.0 のコードチャートのうち、Legacy Computing Supplement ( unicode.org/charts/PDF/Unicode ) を早速見てみたら、U+1CD00~U+1CDE5のブロックが2^8=256より少ない。これはLegacy Computing Supplementの他の部分に定義があったり、過去にBlock Elements ( unicode.org/charts/PDF/U2580.p ) で定義されていたりしているからだろうなと思って調べたら、なんと以下の4つに相当するコードが見つからなかった。
- BLOCK OCTANT-12
- BLOCK OCTANT-123456
- BLOCK OCTANT-35
- BLOCK OCTANT-46
可能性は以下の3つ。
① Legacy Computing SupplementやBlock Elements以外に相当物がある
②参照元の規格に、本当に上記のコードがない
③まさかとは思うが、抜け漏れ

正解は①。残りの4つはすべて Symbols for Legacy Computing ( unicode.org/charts/PDF/Unicode )に、以下の通りありました。
- BLOCK OCTANT-12 → U+1FB82 UPPER ONE QUARTER BLOCK
- BLOCK OCTANT-123456 → U+1FB85 UPPER THREE QUARTERS BLOCK
- BLOCK OCTANT-35 → U+1FBE6 MIDDLE LEFT ONE QUARTER BLOCK
- BLOCK OCTANT-46 → U+1FBE7 MIDDLE RIGHT ONE QUARTER BLOCK
上2つは Version 13.0から存在、下2つはVersion 16.0で(つまり今回)追加。ないわけがない。よかったよかった。

にもかかわらず自前の表を作ってしまうのであった。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。