https://ja.wikipedia.org/wiki/秤座 に「舛の場合と同様に日本を二分し、東33カ国の秤は江戸の守隨氏が、西33カ国の秤は京都の神氏が支配することとなった。」とあるが、具体的にどのへんが境界になるのかを調べたら、本当に33ヶ国ずつで分けたのかという疑問が生じた。というのも、東山道8ヶ国、北陸道7ヶ国、東海道15ヶ国をすべて合わせても30国にしかならず、しかもすぐ西隣に京都を擁する山城国があるので、山城を含まずに東側33ヶ国を設定しようとした場合、かなり不自然な境界線にしなければならなくなるからだ。(参考: https://sengokumap.net/province-map/province-map/ )
なお、旧国の数は本当は68あるのにほぼ常に66と数えられるという別の問題もあるが、ここでは措いておく。