初めて読んだ楳図かずお作品は『のろいの館』(赤んぼ少女タマミ!)。次は従姉妹の家の「少女コミック」で『洗礼』。そうこうしているうちに「週刊少年サンデー」(毎週買っていた)で『まことちゃん』連載開始。画もコマ運びも独特で、どうしても生理的な違和感を感じつつ、でも毎回引き込まれるように読んだ。その後、青年誌で『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』(チキン・ジョージ!!!) で超名作のつるべ打ちの後の突然の休筆。『漂流教室』はこの頃に読んだんだったかな?天才/奇才とは、この方の為にあるような言葉だったと思う。数々のすばらしい作品をありがとうございます。