最近のニュース的にこういうのは仕方ない。むしろ刃物携帯時にケースに入れる義務がないのが悪い。
「山手線で刃物振り回す人」通報 事実確認されず、男性から経緯聴く https://www.asahi.com/articles/ASR6T64B0R6TOXIE00Y.html
市井のナイフ好きとして補足。
「ケースに入れる義務」についての明確な規定はないけど、法律で禁止されている「携帯」から除外される為には、ケースに入れなくてはいけないんですよね。銃刀法や軽犯罪法の「携帯禁止」の例外規定を遵守する必要があります。両法の「正当な理由」の条件を満たさなきゃいけない訳です。
ざっくり言うと「すぐ使うつもりはなくて、あくまでも運搬中なんですよ~ ほら、ケースに入れてすぐ取り出せない状態でしょ~安全ですよ~」という状態にしておく必要があります。
それでも警察官の判断によっては認められない場合があるのが面倒なんですが。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drug/hamono/hamono.html#:~:text=刃体の長さが6センチメートルを,携帯してはならない。」
QT: https://mstdn.jp/@mijuku/110607490725243325 [参照]
包丁やナイフ等のいわゆる刃物についての規制は、ざっくり書くと、だいたいこんな感じです。
【銃刀法における所持禁止】
・日本刀、匕首、両刃(ダガー)、自動で刃が出るナイフ
【銃刀法における携帯禁止】
・刃の長さ6cm以上の刃物
【軽犯罪法における携帯禁止】
・危険な刃物全般(刃の長さに関係なく)
実は、軽犯罪法がかなり厄介なんですよねえ。条件が曖昧で「警官が危険と判断したら違法」なので。