「思想が強い」とかいうイヤな言葉ね。1980年代から萌芽があったのですよ。
ワイがガキの頃、テレビのせいで「ネアカ/ネクラ」が流行語になった。
ものを考える人・悩む人は、「根暗」とからかわれた。ワイもだ😠
上京して学生になったとき、友だちがワイの本棚に『現代思想入門』(宝島社かな?)を見つけた。ドゥルーズやデリダなんかの紹介本。
友だちは「危ないw」とぬかした。
危ないとは当時の流行語。怪しげ・怖そう・精神的にやばそう的な意味だ。
思わず「なんで⁉️」と聞いたら、友だちは答えなかった。
「思想」という単語自体が蔑まれていた😨
60年代の、若者が考え行動した時代から、70年代のシラケ時代を経て、若者の思考力は荒廃していった。大人世代が荒廃のお膳立て(?)をしたことは言うまでもない。
ネクラと笑われることに怯えていた子どもたちは、考えることを恐れる子どもたちを量産する大人になった。
→「思想が強い」ってどういうこと?
竹田ダニエル
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