思い出した数年前の炎上。
ツイッターでミソジニーに悩まされていた女性がふと「女だけの街があれば」的なことをつぶやいたら、ミソ男がわっと燃やしにいった。

「俺様の重労働に感謝しろ」「女だけで子ども産んでみろ」等、いつものアレ。

当時フェミニストも、特にそれとは意識してない人も、がんばって応酬してた気がするな。

(あくまでも文脈上でふっと出たつぶやきであり、本気で生物学的女性のみを望んだのではないと思うが。)

んで、書いてて新たに、思い出したのだ…
男が重労働さえしない、まったく働かない社会が地球にあったのだ!女だけが社会を回していたのだ…!
ワイなぜ忘れてた?びっくらしてアライさん言葉になってしまったのだ。

【緩募】男性がまったく働かない社会はどこの何という部族か

00年代半ばぐらいかと思うが、民放で見た。
かれらは森の民。熱帯雨林ぽいが中南米ではない感じ。
その社会では女性が重労働を担っていた。畑作・伐採・漁業(?川で何か獲ってたような)・家作りなど。
そして家事育児など日本で「女性的」とされる仕事も担っていた。めちゃ大変そう。

男性はというと、何もしない。ただ集まって座ってパイプか何かをくゆらせてだべっているだけ。ずっとそうなんだって。まじかよ。

(番組の狙いだと推測するが)あるとき女性たちが、リポーターの男性に聞きにくる。
「日本の男はよく働くって本当?」
本当だと聞かされた彼女たちは、行動に出る。
男性の場所へ行き、「男も働いてほしい」と訴えた。

男性たちはなんと聞き入れ、労働をした。(不器用に伐採とか料理とかしたような)

その後カメラの前で、「意義を見つけた」「働くと誇らしい」とか、そんなようなポジティブな感想を述べた。嘘を言っているようには見えなかった。

もちろん演出はあるだろう。
その後男性に労働が根づいたかどうかも不明。

しかし「女だけの町(労働力の面で)」は、成立可能かもしれん。
男手が払底した戦時中の農山村を引き合いに出すまでもなかった。

【付記】20世紀に主流だったジェンダー観があてはまらなかった伝統的社会
(※20世紀末に残っていた社会。近年はどうだか)

女性優位社会: メキシコのフチタン市、中国のモソ人
母系社会: インドネシアのミナンカバウ人
男女平等社会: カナダの先住民ヘヤー族

他にも楽しい社会がいくつかありTwitterに投げておいた、が、謎凍結されたから調べ直さねばならん…

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