気候が穏やかそうなので花見に出かける。駅前の車道で車に轢かれたらしきハトの死骸を見る。カラスが車を避けつつハトを食べていた。朝から悲しくなったが人間に食われてる養鶏はそのハトより悲惨な生涯を送ったうえで殺されている。そう思えば死の直前まで自由に行動できていたであろうハトのほうがましかもしれない。街中のハトは死んだらどうなるのだろうと思っていたがこんな形で答えを得るとはな。
巣鴨駅の商店街で餅などを買い、駅近くのでかい霊園で花見をする。桜並木は満開だし人がいないし最高。華美な墓を見て資本主義仏教の虚しさを感じる。はるばる来たので何か名所を見たいと思い芥川龍之介の墓を見て霊園をあとにした。墓には『ボードレール全詩集1悪の華』が備えられていた。
霊園近くのカフェでお茶をする。パナマの豆とケニアの豆で淹れたドリップコーヒーが激ウマ。マグに鼻を近づけると華やかな酸味の香りがする。味はフレッシュでフルーティー、口に含んだらドラム式洗濯機のように転がしたくなる。もはやジュース。
かえるの母校跡地などを巡る。そこかしこに満開の桜があり、就学前の写真撮影を行っている親子の姿がある。
夕
暑さと疲労で車窓の景色を楽しむ余裕もない間に帰宅。帰路で銭湯計画を立てていたので帰宅後即銭湯へ向かう。広いッッ!!最高ッッ!!ジェットバスや電気風呂など様々なアトラクションがある風呂ワンダーランドだった。湯上がりはかえると二人仲良くヨーグルト飲料を飲んだ。タノシィイーッッ!!銭湯っていいな。
夜はネトフリ寄生獣の続きを見ながら静かに過ごしたい。おわり。