今日も一日 ください
“本の猪”さんの、本の紹介で
竹内結子さんの『サーフスプラッシュ』の後書きを見た。
19歳の彼女の書いた文章が、表現力がとてつもなく素晴らしかった。
《帰る家は暖かい家庭そのものに見えたが、カギのかかった空間がいくつもあるような場所だった。足早に台所を通り過ぎる時、一人の人間として父が必要とした女の人が、彼女の子供たちのために食事の支度をしている。晩の食卓の賑やかな景色が、私にはガラス越しのものに見えた。殺風景な自分の部屋でため息をつく。
私は父に人生を好きに生きてくれたらいいと思っていた。連れ子という荷物がいることを面倒に感じられたくなかったのだ。その思いが自分の心に無理を課していたとは気付かなかった。》
この方はエッセイや本は出していたのかと調べたがなかったので、その本を読んだ。
いやぁ苦しい本だな。
自分の思春期の頃とは、環境、状況違うとも、居場所探して…の気持ちは分かる気がする。
その頃の社会の閉塞感は、今も形を変えつつますます増大しているような。
「思い返すと、つらいとき、あの本が心の支えになってくれた――」 あなたには、そんな本はありますか? 本にはスキルアップや娯楽の側面だけでなく、人の心と体をラクにしてくれる「効用」があります。読書によってストレスが軽減され、長生きにもつながる。そんな研究結果が出ているのが「読書セラピー」です。
日本読書療法学会の会員ですが、寺田会長の本を読んだり、そこに紹介されている本を読んだり…読んでるだけです
そのうち、読書会に参加できたら良いな
本は寄り添って救ってくれる
『ルクレツィアの肖像』感想
『ルクレツィアの肖像』
★★☆☆☆
新潮クレストブックを信頼しているのと、
書評で良い感想書かれていたので読んだが、私には面白さが
もちろん、ハラハラする場面や、豪華な生活の描写、産む性の受ける理不尽さなどふむふむと読んだが
雑誌記事+α みたいな印象を持ってしまった…
アルフォンソ2世・デステ
思わずググってお顔拝見
冷たそうだわこの人
5千万ポンドの持参金貰って、子供ができないのは自分のせいなのに、残酷な事して碌なもんではないわ
(この本では、ルクレツィアがなんとか逃げることができ、愛する人と好きな絵を描いて暮らした…救われて良かった)
その後も2人妻に迎え、結局、子孫残さずお家断絶
いかに毎日を平静平和に過ごせるか
好きは大雑把に
読書、ドラマ、映画、ウォーキング、ヨガ、ワイン、アート、音楽、将棋、ラジオ