谷崎潤一郎『痴人の愛』を読んでいるという人と話していた。その人が取り上げる場面は私も覚えていた。32と19という設定のリアルさはとてもいいし、バッドガールぶって男を振り回しているように見えて実は依存しているだけみたいな女ではないナオミは女の身体にやたら弱いおじさん(とはいえない年齢だけど、今だと。)の目を上手に利用する。好きでコントロールされた男の敗北感漂う満足を思うとナオミやっぱり可哀想だと思ったりするがなんでもやってみる年齢だろうと、という気もする。私も読み直すか。
私は谷崎の書く女のあくどさにそんなに魅力を感じないが『陰翳礼讃」が好きすぎたせいかどの登場人物にも割と甘いのかもしれない、と話してて思った。
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私は谷崎の書く女のあくどさにそんなに魅力を感じないが『陰翳礼讃」が好きすぎたせいかどの登場人物にも割と甘いのかもしれない、と話してて思った。