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HDのデータを見てたら、『ガス人間第一号』にとてもはまっていた時期に観たオーディオコメンタリーの書き起こしのメモがあり読んでみたら、やちぐささんの「(自分の)台詞がなんかこう、子供っぽくて恥ずかしいです(笑)」て言葉の脇にそんなことないよおおお!!て自分のメモが添えてあって笑ってしまった。
でもそれはそう…藤千代のやちぐささんは最高なので…。
自分のその時の熱量になんかよかったなーとなってしまった。

「このシーンもね、切ない、水野の伝え方、間違った愛の伝え方」て藤千代を演じたやちぐささんが話すの解釈一致でとてもとても好き。『ガス人間…』は水野と藤千代の中の方と監督のコメントを所々読んだ印象がどれもその役柄と冷静に見た時の印象とかの解釈がしっかりしてて、そこも好きですとなります

やちぐささんのオーディオコメンタリー、終始和やかでふんわりした声が印象的だったな。当時の「先輩も後輩もみんな一緒に」だった撮影の雰囲気を「とてもね、こう、リベラルな感じがねえ、ありましたね」て言葉も印象に残ってる。あと「一緒に撮影してる時に途中でね、(土屋さんから)「八千草さんね、ガス人間なんて言うけどね、この映画はね、もっとね、もっとなんかね、深いね、いい映画になると思いますよ」て言われたことがね、印象に残ってるんですけどね」てつちやさんからの言葉もいい。
あと(雨の時の場面で)「(水野が)ちょっとフッと笑うところが怖い(笑)」て話されてて、わかるうううて当時の自分が書いてて笑った。

『ガス人間…』は水野と藤千代の思いが同じにならないままで(藤千代は「踊り」が一番なので)、それでも(それなのに)あの結末になったのは悲劇なのは明白で。ただ藤千代にそう行動させたもの、情なのか哀れみだったのか諦めだったのか、とか。とても仄暗い感情寄りの好きが湧いてしまう

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