「お吟さま(1962)」観た。
男女の悲恋と聞いてたのでそこまで引き込まれることないだろうなと思ってたけどお吟さまが右近の真意を聞いてから自分の意志を貫こうとする所素敵だった。宗安から「頑固」とか言われてたけどそれを通すことが難しい時代にそこまで出来たのすごいことだと思った(親が利休という「力」もどうしてもあるのだろうけど)ただ最後には権力への抵抗と意志を貫くための選択にはそうなるしかないのかとやっぱりどうしても空しい気持ちになった。
田中絹代監督というのを無意識に気にしてたからそう見えたのかもだけど、女性の登場人物がそこに居るだけみたいな扱いでないのがよかったとなってた。りきも宇乃も吟のことを想ってたのが場面場面て伝わるというか…。特に侍女の宇乃がお吟さまに「脆く散り果てたのちの想いが何の役に立ちましょう」て最後まで引き止めてくれてるのよかったな。引廻しの女の人の存在が後に響いてくるのはぼんやり予想出来たけど、それでもやはり存在感がすごかったな。
@ame1228 こんばんは、直接お声掛けするの初めてな気がします。いや初めてではないかな…どうだろ…どきどき…ともかく、いつも旧作邦画の感想とても素敵だなあと思いながら拝読してます。今回も私はまだ絹代様の監督作見たことないのですが、ちゃんと見たい!という思いを新たにしました✨落ち着いた雰囲気と目が離せなさ、近々確かめてみようと思います!
@vertigonote こんばんは。お声掛けして頂いてありがとうございます…!はい、多分初めてだと思います…なので自分もとても緊張しております…。私こそいつもvertigoさんの旧作邦画や他の映画や本の感想、ほんとにとても素敵で…作品や登場人物達の色んな感情や文脈を読み取られてて…いつも素敵だな…と思いながら拝読させて頂いております。なので、あこがれの方からそう仰って頂いて大変恐縮です……ありがとうございます❣ お吟さま、自分はそう鑑賞したのですがvertigoさんの感想もぜひ拝読させて頂きたいです。何かの機会ありましたらぜひ…!
@ame1228 @vertigonote わー!そう言っていただけてすごくすごく嬉しいです。前からお話してみたいなー、でも面識ないからなー、と思っててたのではやくお声かけすればよかった!勝手ながら映画の「見方」みたいなとこで共感することが多くて、勝手に親近感を抱いてたのです…🥰
熱心な旧作ファンというほどではないのですが新旧いろんな国のいろんなものを知りたさがあるので、これからもお互いの感想シェアできたら嬉しいです✨
@vertigonote うわー!vertigoさんからそう仰って頂いてめちゃくちゃ嬉しいです…!vertigoさん色々な国や年代の映画いつも観られてて本当にすごいですし、旧作邦画の知識もとても詳しくてめちゃくちゃすごいな…と尊敬しております✨フォロバもしてもらえて感想も見て頂いてるだけで浮かれてましたので…お声がけして頂いてめちゃ嬉しかったです。本当にありがとうございます/// 最近ちまちまとしか旧作邦画見れてないのですが、ぜひこれからも感想シェアさせて下さい…!
画の色彩の質感や映し方がとても格好よく美しくてそれだけで見てて楽しいのもあったら、撮影監督「怪談」の方なの知って理解…こちらもとても美しかったな…。右近への想いを本人から否定され嫁ぎなさいと言われた後のお吟さまが、顔だけ真っ暗で胸元の十字架だけ照らされる場面とかすごい好きだった~…。娘の門出を祝う宴が琴や太鼓で静かだけど華々しくて、だけれどその後のあれこれでの茶会の落差も悲しいけど展開としては目が離せないところあった。監督作品まだあまり見れてないけれど落ち着いた雰囲気と目が離せない場面もあったりして楽しい。またこつこつ観たいな