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次はこちらを読みます!

さんの「兇人邸の殺人」

前作があからさまに次回作に続く!という感じの終わり方だったので、借りてきました!

今回はどんな特殊設定で、それをどんな形でトリックや動機に繋げてくるのか…

楽しみです!

#今村昌弘 さんの「兇人邸の殺人」読み終わりました!以下ネタバレ 

面白かったです!

今作の特殊設定は巨人!

巨人が暴れ回る館内でさらに殺人事件が起こり…というパニックホラー+ミステリという感じなのですが、
終始ドキドキしっぱなしで一気に読んでしまいました

物理的には脱出できるのに、とある理由から脱出することができないクローズドサークルという設定や、探偵役が途中で孤立し、クローズドサークル内にいるのに安楽椅子探偵的な立場になるというのも面白かったです!

巨人と犯人の正体にも驚きましたし、比留子と葉村の関係性が少し進展してのも良かったですが、一番は最後の鍵の運び方ですね!これには唸りました!

しかし、気になるところもけっこうありました…

・犯人の動機が全然理解できない
・犯人がとある人物を庇う理由もよくわからない
・巨人をこの館までどうやって連れてきたのかがわからない
・巨人を捕獲しに来たはずなのに、麻酔銃とか網とか持ってきてない理由がわからない
・エピローグ的なものがなくバッサリ終わってしまうので、各キャラが最終的にどうなったのかがわからない

しかし面白かったのは確か!
最後に登場したあのキャラが今後どう関わってくるのか…
次作も楽しみにしています!

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