先日「メディア/イアソン」を観てきました。
ギリシア悲劇自体あまり観ないのでお話が自分に馴染むかな〜と心配していたのですが、とてもおもしろかった!
話自体はぼんやりと知ってはいたものの、アルゴー船での冒険からメディアとイアソンの出会い、二人が結ばれて以降の悲劇への過程を順を追って見ていくと、メディアとイアソンの人物像がクリアになって悲劇性がより強まっていたのが印象的でした。
そういえば、キャストは舞台上に5人だけ、うち3人はメディアとイアソン以外の役を兼任するという話は事前に聞いていたのですが、ころころと変わる役どころを即座に切り替えて(時には舞台から捌けず使う小物だけを取り替えたりして)見事に演じているのが素晴らしかったです。
あと、演出好み!!!ってずっと思いながら観ていましたね(笑) 森新太郎さんの演出作品を観るのは初めてだったのですが、光と闇(白と黒)で描き出す世界というのがとても素敵で、今回公演スケジュールとの兼ね合いで1公演分しかチケットを取らなかったのですが、もう1公演分チケット取っておけばよかったな…と思うほど好みにドンときた感じです。
公式から発表。ミュージカル『カムフロムアウェイ』をご覧になった方は一度確認していただいた方がよいかと…。
ミュージカル『カムフロムアウェイ』観劇者の麻しん感染の報告と注意喚起について|【公式】ホリプロステージ|チケット情報・販売・購入・予約 https://horipro-stage.jp/news/info20240314/
#舞台 #ミュージカル #観劇 #カムフロムアウェイ
舞台『燕のいる駅』を観てきました(2/3)。
作中、とくに後半で主人公の高島はその性格や行動から「のんびりしている(自分からはなにも決めないし動かない)」ところをなじられたり責められたりするんですが、私にはちょっとその辺りがホラー(幽霊や心霊現象のそれとは異なる)めいていて怖かったかな。
もちろん、あの世界の影の部分をわざとか無意識か認識していない素振りを見せる高島にも違和感があったけれど、そこを指摘してくる長いつきあいの彼ら(三郎と戸村)が、では、その長いつきあいの中で「のんびりしてる」彼に明確な答えを1度でも求めたのかな?と。
したかどうかは不明だけれど、三郎の言からすると高島のそういう「のんびり」部分がありがたいときもあったそうなので、わざと求めてこなかった可能性もあって…けれど、あの土壇場で高島に迫る2人が、あるいはああいう高島の人間性を作った周囲が私には怖かったんですよね。
本当に高島がなにもかもを認識していて、でも、わざと気づいていないふりをしているならそれもそれで怖いけれども、観た印象ではわざとではなさそうな感じがしたので…もちろん、本人に向き合う気持ちが生まれなかったのも問題ではあるんだけども、そこを許容してつきあっていたはずなのでは…と、うん…。→
#和田雅成 #燕のいる駅 #観劇
舞台「ダブル」初日を観てきました。
推しが出ていて推しの演出家が演出し、出演する男性陣全員好きな俳優となると観に行くしかなかった…!久々の遠征です!
もう!もう…すっごく楽しかったです
初手から作品の内容に関する感想ではなく申し訳ないけど、しみじみと演劇っていいな〜って感じられて楽しかった…(いろいろと噛み締めつつ)
身内贔屓ならぬ推し贔屓が入ってしまうけど、すごくいい役者陣が揃って作品の密度を上げている感がすごくあってすごくよかったんですよ。贅沢な時間でした。現地行ってよかった〜😊
お話としては好みがわかれそうですが、私は好きかなあ。あえて原作を読まずに挑んだのだけど、逆に原作を読んでこの登場人物はこうって脳内イメージなし、かつ、原作のこのエピソードがあるとかないとか考えずに素で観られてよかった印象があります。原作まだ連載中だそうですし。
その分、多々良と友仁の絶妙のバランスで成り立っている関係性を、舞台を多々良の引越し先の部屋に固定して、ぎゅっと濃密に描いたがゆえの現場の空気感がすごかった…あの二人の役者で観られる贅沢さを味わえたなって感じです。
#舞台ダブル #和田雅成 #観劇
ゆるっとマイペース。
最近めっきり減った読書量をもう少し増やしたい。
ひとり鯖でひっそりサブアカウント運用中。
好きなもの→お酒(ワイン・日本酒・クラフトビール辺り)。洋菓子より和菓子。洋食より和食。味は薄味。人の少ない場所。高い場所。動物全般。とくに四足獣。
【HOTワード】#刀剣乱舞 #ミュージカル刀剣乱舞 #和田雅成 #三浦宏規 #ワルキューレ