先日の🎃話のオマケ
「ただいま……えっ」
「おかえり……は?」
「ぽるぽ……ぽぽ?!」
帰ってきたナナリーは夫と魔法が使える異世界人が仲良くあんぱんまんのチョコを食べている姿に少し驚いた。アルウェスは妻の声に振り返るとナマハゲがいたので絶句した。ちびロックマンはびっくりしたが、瞬時で状況を理解してアルウェスの手にある食べた後の棒を回収した。
「ナナリー、何をしてるのかな?まさかその姿で学校から歩いてきたんじゃないよね?」
「もちろんよ!おばあさん家からに決まってるじゃ……あだだだだっ!」
アルウェスの手は器用にお面を避けてナナリーの頭を鷲掴みした。ちびロックマンはゴミをゴミ箱に捨てて、水の入ったコップを二つ用意する。
「そんなに通報されたいのかな?」
「つけてきた方が楽なのよ!これで今度のハロウィンパーティーに出……」
「キースが泣いたって言った筈だけど?」
自分にやれることはもうないと、アルウェスとナマハゲの喧嘩をちびロックマンは眺めていた。