松樹凛「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(小説推理 2025年1月号)読みました。も、萌え……。
ある表面が光で照らされる/光が当たることによってその表面がよく見えるようになる/染められて色彩が変化する、という描写が複数回現れるのが印象的でよかったです。まさにそれが、しかも複数回起こる登場人物がいて、そしてラストの「夕焼け」もまた……という。しかし勿論タイトルは「夕闇」なんですよね。なぜならばそれが東君の罪だから……。光と影のモチーフでいうと、当然「影たちのいたところ」も思い出しますね。
よかったね。
おまけの感想→飼い犬(ペロ!)のおしっこを水風船で回収するのは結構大変だと思う!