『アメリカン・ゴッズ』読みました。これだけ暴れようのある設定を用意しておいて、テクニカルかつシブい落とし方で締めるの痺れるぜ……という気持ちと、でもさあ、もっと大暴れしてくれても、ね……？　ちゅう気持ちが並び立ち、全身が真っ二つに引き裂かれています。塵ひとつ残らず完璧に折り畳まれて終わった、というのと、まだまだ世界には語り残されたものがある……、だったら、明らかにこの物語に相応しい読後感は後者なので、しょうがないんですが（だって神話なので）。で、でもよ、おれは神々の超常大戦がよ……！　ま、それはおれが自分でやればいいか！（おわり）