『北極百貨店のコンシェルジュさん』を観ました。気になったところ。
・ウミベミンクの件に対する東堂の総評コメントがよくわかっていなくて、映画では「1 ウミベミンクは毛だけでも高値で取引される」「2 毛を狙う悪党がいるかもしれない」「3 個人的な事情を聞くな」と言っていたと思いますが、2と3の繋がりが意味不明じゃないですか?
原作読んだ時には「2 自分で毛を売って換金するのかもしれない(のでもしそういう事情だったら聞かれたことに不快になるかもしれない)」だと読んでいたんですが、違ったのか? いや、その読みが正しくてもわりと意味不明なんですが……。クジャクに絡めての進化のエピソードも意図不明だし、全体によくわからない。
・カリブモンクアザラシのクレーマーを森さんが「ビシッと言って」成敗するところ、スカッとジャパンというか、インターネットの使い古された屁理屈というか、全体にダサいので勘弁して欲しいです。原作の時点でそうなのに、映画では輪を掛けて過剰に演出するものだから、正直けっこう「ウッ」となってしまいました。