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できたてのブルゼンを買い食いした後。

「もう10個ください」
「あはは、まだ食べるのかい?」
「ううん、学級(クラッセ)のみんなに」
小さな袋から金貨を一枚取り出すベレス。

「……それじゃ足りないだろ、
 すみません、もう10個ください」
スッと、隣で金貨をもう一枚差し出すシルヴァン。

大きな紙袋に ほかほかのブルゼンが20個。
冷めないように、胸に抱き込み、雪から守るように学校への坂道を小走りで駆け上がる。

少し積もった雪道に2人の足跡と白い息がかすかに残っては消えてゆく。

「あのお店のブルゼン、美味しかったね」
「そうだな、また行こうな」
「うん、また食べたい」

(まだ食い気>恋心未満)
(この後、学級に持っていく前に、修道院の孤児たちに出会って、そこですべて配り終えちゃったりなんかするかもしれない…)
(学級って、ついついプレイアブルの生徒の数だけで考えちゃったりするけど、実際はもっと他の生徒たちもいるような感じで考えてる)
(青獅子or黒鷲学級想定なら、あとから「ディミトリ/エーデルガルトがブルゼン好きだから」って理由で差し入れの買い足しをしたことにちょっと嫉妬するシルヴァンがいても良い…「俺も好きだけど?ブルゼン…」)
(敬語じゃないヴァンやっぱ難しいネ!)

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