「……ん」
「お、目覚めましたか先生。
 具合はどうです?」
「……………授業は?」
「……問題ないですよ、
 各自、この間の課題の続きやってますから。
 心配しないで、ゆっくり休んでください」
「そう……よかった。
 授業ができなくて、すまない…」
「先生……こんな時ぐらい、しっかり休んでください。
 いつも働きすぎなんですよ」
「…………手のかかる、生徒が多くてね?」
「おっ?何です、ひょっとして俺のことですか?
 冗談言えるぐらいには回復してきたみたいですね。
 ……あともう一眠りしましょう、ね」
「……うん……

額の上の、ぬるくなった手ぬぐいを取り替えるシルヴァン。
水桶に浸して、固く絞り、再び冷たくなった手ぬぐいを先生のおでこに乗せる。
ひんやりと気持ちがいい。

「ありがとう、シルヴァン」
「…どういたしまして、センセ」

WIP2

(描き出すとどんどん妄想広がるの悪い癖だ… :blobcat_hansei: )

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