映画違国日記
森本千世が医学部不正入試問題という女性差別に怒る描写も、2023年という映画版の舞台設定に合わせて改変されているが入っている。規模も怒りもだいぶ小さくなっちゃったなという印象だけど。いや、あれはあれで貴重な機会の損失を女子だから経験させられるという理不尽なエピソードだったんだけど。(入試ほど人生を左右しないが、ここで得られたかもしれない貴重な経験により人生が左右されたかもしれない。されなかったかもしれないけど、そんなん言ってみないと分からないし、いつどんな風にどんな形で影響出てくるかも分からん)
理不尽への怒りの方はちょっとナーフされてたというか。
そんな事があった事とめちゃくちゃ地続きな上で、朝のライブシーンで「I witness you」と言う森本千世かっこよかったんだけど、映画版ではちょっとそれぞれが独立してしまった気がする。
原作にあった怒りの要素が軽んじられている的な感想を見かけるけど、このエピソードの扱い方は分かりやすいのだろうか。
漫画版では漫画ならではの印象的な演出があったシーンは、それぞれのキャラクターがしそうなリアリティのある言動しててよかった。橘えみりがカミングアウトをしたあたりとか、槙生ちゃんが高代実里にされてきたイヤな事が分かるシーンとか。
映画違国日記
包団マスコットが可愛い。金曜日別の映画観たときちょっと迷って買わなかったのだけど、日曜日見に行ったら売り切れてた