虎に翼のノベライズ版は基本的にドラマより細かい会話や描写が省略されててあっさりになってるのだけど(多分他の朝ドラのも一緒)、5章『朝雨は女の腕まくり?』の竹中次郎(P103)、10章『女の知恵は鼻の先?』の立花幸恵らのセリフや寅子の言動など(P210)逆にドラマでカットされてるシーンがあったりする

5章『朝雨は女の腕まくり?』の竹中次郎の、ドラマ版(23話)ではカットされたセリフ(P103)は「(水沼淳三郎あたりだろう…)ガチガチの保守派のジジイが考えそうなことだ。(この国はどんどん傾いていくぜ、と続く)」

10章『女の知恵は鼻の先?』の立花幸恵など自立する女性の会の会合にて「(女性たちを縛りつけておきたいの間違いでしょ?から続く)自分たちの権利を手放したくないだけなのに主語が日本って大きい」「子供から信頼を得たり、家族の愛情を育んだりすることと法律は別問題でしょうに」そして寅子が立って拍手

虎に翼のノベライズ版は猪爪家劇場も無かった気がするし、よねさんと轟が再会して同性愛表象をはっきり描いたと話題になったあのシーン、轟法律事務所の設立の決意シーンとか色々無いけれど、たまにこうやってドラマ版ではカットされた台詞やシーンもあるのでドラマ版見てる人でも読むのおすすめ

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『ところでモデルがいるキャラクターを同性とも恋愛する描写を入れたら炎上するのだろうか。
仮に炎上したら納得できないけど。とと姉ちゃんは生涯独身で星野さんの元ネタになる男もいなかったらしいのに、なんが独身である事にすごい悲劇性を2回も持たせた事をけっこう根に持っている。しかもそれ普通に受けれられたのを見ているから、同性と恋愛する描写が仮に入れられたとしてこっちだけ史実と違う!って怒られたら何か納得いかないと思う。朝ドラなんてモデルになった人物から大幅改変があるのは珍しくないし、それくらいしたってバチは当たらんと思うけど。』

と虎に翼の感想で書いたのだけど、特にそういう方向性では炎上しなかったな。山田よねと轟太一のモデルが不明瞭だからか?というか、朝ドラの史実からの大胆な改変は普通だからか?基本ノンフィクションではなく事実を元にしたフィクションで登場人物の名前も全然違うし年齢もけっこう違うことあるし

虎に翼のノベライズ版上巻を読んだ時から、第13週をずっと楽しみにしてたの
大庭梅子役の平岩紙さんの演技が楽しみすぎる
ついに明日だね