そもそも私が『資本主義リアリズム』を読もうと思ったのはこのブログでマーク・フィッシャーについて言及されていたからで、もっというと水上文の「〈消費者フェミニズム〉批判序説」がなければこのブログも読んでおらず……。
オタクをやるにはどうしても資本主義がつきまとう……
https://d41ux.hatenablog.com/entry/2020/11/02/111159
若者の無力感、奨学金を借りてまで大学に行ったのに大学に行かなくてもできたようなアルバイトしか選ぶものがないこと、運動を通じて学ぶのではなく最初から「学ばせてほしい」という若手の活動家 書いてあることすべて身に覚えがあり、身につまされる…… イギリスの話だけど日本の話だよ……
「資本主義を批判しさえすれば、それが現実にどれだけ資本主義としての形態をとっていても冤罪されたようになる」現象について書いてあって、ああ自分のことだとめちゃくちゃ居心地悪くなり…… ああ〜となりながら読んでいる。