起床。
長いから畳む(在日コリアン)
私は父親が在日コリアンだ。小さい時から何度も何度も、たくさんの時間をかけて、父が自分のアイデンティティについて語る言葉を聞いてきた。自分がいつコリアンだと知ったか、親はどういうスタンスだったか、兄弟たちはどうか、なぜ帰化しないか、子どもの頃周りの日本人の大人にどうやって扱われてきたか、新婚旅行で参加したツアーで一人だけ空港で他の参加者と違うレーンに並んだ時添乗員がどんな反応をしたか、韓流ブームの時周りにどんなことを言われたか、在特会を知った時どんな気持ちだったか、韓国語が話せないこと、国際試合では日本を応援していること、不動産屋にしつこく本名を尋ねられたこと、日常のありとあらゆることが自分に「お前は何人だ?」と突きつけてくるような日々をどう生きているか、そして、自分自身をどう呼べば一番しっくりくるのか。
私が小学校に上がる前から今までずっと、父は本当に丁寧にたくさんの言葉を紡いで私に話してくれた。それでも、私に理解できるのは、その複雑で繊細なアイデンティティのほんの一部にすぎない。
たった一人の在日コリアンの在り方でもこれだけ完全に理解することが難しいんだ。
単純化された”無邪気な”質問や、その貧困なボキャブラリーで、ひとりの在日コリアンの生き方を語ろうとするなよ。
その在日コリアンの生き方や在り方は、その人にしか語れない。
「え…火葬、土日とかにできないの?」・・・という、相手の・・・社員の言葉に唖然としてしまった。
葬儀と火葬のために休ませてほしいといった同僚はもっと唖然としていた。
子どもの発熱も高齢の親の死もどっちも人の命だよ。
火葬は土日なんてそんなお互い様あるか。
ちくしょう。
こんな時にお互い様返さないでいつ返すんだ。
ちくしょうちくしょう。
あたしはお互い様返すわよ。
全力で。お互い様ですもの。
ましてや葬儀だぞ。
親の。
葬儀や火葬に待ったなんぞあるものか。
手続きだっててんこ盛りなんだぞ。
もうこの「クーポン券」という言葉を目にするだけでいつものアレですかという利権臭しか無い。
ちなみにフロリダでは2年前から「金融学」が高校の数学の選択科目の1つとなり銀行口座の種類や開け方から年金・投資まで学べるようになりとても良い試みだと思う。
岸田総理 金融・経済めぐり“アドバイザー相談料8割引きのクーポン券配布”表明
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1336135
北の果てでポンコツ教員してます。。。
born in Sapporo in 1972
he/him
Sapporo > Rishiri > Nemuro > Kitami
teaching at a high school
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