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母、目を悪くしてから今年さらに味覚も麻痺で半分以下になってしまい、私と同じで食べるの大好きだったから心配だったんだけど、料理を盛る器とくに焼き物の感性に目覚めて楽しそうにしている。最近は個人作家のお皿を買ったり食器に力を入れてるレストランに行ったりしていて、食の楽しみって視覚や味覚だけじゃないんだなぁ、と再確認した。
あと、母は焼き物の感性が爆速で磨かれているらしくて、今日はお店で器を手に取って「これ作った人おじいちゃん?」と言いだして、お店の人に聞いたら本当に作家さんはご老人の男性で、母が手に持った器が最後の作品だった。表面のざらつきでそんな気がしたらしい。
皿を持つだけで作り手の属性がわかるとか、まるで"第六感"みたいな話だけど、母いわく触感から察することができるらしくて、たぶん視覚を触覚が補ってるんだよな。
視覚や味覚が衰えても、きっと他の感覚が目覚めるんだろうし、世界を感知する感覚全体の総量は変わらないのかもしれない……と最近さらに思うようになった。私もどんどん視覚がなくなっていますが(持病で)、見えなくなってもやっていけそうかも〜〜と、最近の母から学んでいる。

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