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『コンパートメント No.6』観賞。
人生の中を様々な揺れ方をする一本の線だとしたとき、その線は誰かの線と交差する瞬間があり、共に一本の線になり伸びていくことも、再び離れていくこともある。まさに路線図のような人生の一部を描くロードムービー。一度だけ降りた駅の思い出。好きな映画だった。
所謂"インテリ"層に属しつつも移民であるため馴染めないラウラ。さらにラウラはクィア(おそらくバイ)であり、同性の恋人がいるが対等な関係ではない(おそらく相手は指導教授)…。旅の中、労働者の男性リョーハと出会い、互いの異なる人生が交差する。移民表象/Bi表象としても丁寧で結構良い。

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