さきほどツイッターでこの書評が紹介されていた。本書は『Down Girls』でミソジニーを分析し注目を集めたケイト・マン(Kate Manne)。 その続編が『Entitled:How Male Privilege Hurts Women』が邦訳されて出版されたそうだ。

digital.asahi.com/articles/DA3

この書評に、こう書かれていた。

『マンが用いたのは法律との類比だ。性差別は男性優位の社会規範を正当化するイデオロギーであるのに対し、ミソジニーはその規範に逆らう女性を罰する「法執行」の機能を持つ。それは、実に明快な整理だった。』

まさに。これ以上の正確な定義はないな。読んでみたい本。『Down Girls』、『Entitled』両書とも、Wish Listに入れておいた。

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この「Entitlement」(資格が有る/特権をもっている状態)という考え方。

最近のケースだと、五ノ井さんへの暴行に対し「笑いを取ろうとしただけなので無罪」と主張した自衛官の男性たちだよね。

彼らのロジックは、

笑いを取ろうとした
→笑いをとるために【道具(モノ)】を使いたかった
→たまたまそこに道具があった
→道具を壊そうとしたわけではない
→でも男性の自分は笑いを取るために【道具】を使う権利がある
→だから罪に問われる理由はない

自分には「道具を使う資格がある」=Entitlement

ミソジニーの極み。


男性同士で似たようなじゃれあい(と彼らが認識していること)を普段やっているから、相手が女性でもやっても構わないと勘違いした可能性も……。

@petit_cygnet それもありそうですね。でも、そういう幼稚な男同士の幼稚さを、こちらに求めないでほしいです。理解してあげる必要は、ない。

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