V系SFアンソロ『漆黒の熱量』文学フリマにて頒布いたします。
BUCK-TICKについて、追悼文と、思い出と、歌詞を多数引用した自作解説と、それにかこつけた作品論の断片が合体した文章を書きました。さらにSF×V系作品紹介で4曲（含Schwein）取り上げています。
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自作「恐るべき子供たち」冒頭
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薔薇色に輝く幻の都は、月世界のsomewhere/nowhereに、或いは、アナーキーな有象無象の魑魅魍魎が跋扈する海の中のアノ世界にある。
午前零時、針が止まる。
見世物小屋、夜の舞台の幕が上がる。
ケロイドの男が歌う、派手な衣装で、愛ノ歌を。
「俺は見世物」
拍手喝采。
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